SMART2018競技課題に対するFAQ

★FAQの内容は競技ルールに含めますので注意して下さい。


Q1(2018/09/18)競技課題の詳細(Smart2018RuleVer.1.0.pdf)の課題概要の欄には,「Target Area では上空も含めロボットの侵入はできません」とありますが,禁止行為の欄には「(イ) ロボットを構成している部品の一部が一瞬でも Keep out Area に入る。」と記載されています。結局のところ,ロボットはどこまで侵入してよいのでしょうか?

A1(2018/09/18)「Keep out Area」には,上空も含めてロボットの侵入はできません。競技課題の詳細の課題概要に加筆し,Smart2018RuleVer.1.1.pdfとして競技課題を更新しました。


Q2(2018/09/18)この競技は、ストーンとピンポン球を「投擲」し,特定のエリアに入れてポイントを得るというものですが,ストーンとピンポン球を「弾く」,「転がす」,「落とす」といった行為でそのエリアに入れた場合もポイントは貰えるのでしょうか?また、反則になる場合は何かしらのペナルティがあるのでしょうか?

A2(2018/09/18):投擲方法には制限を設けません.したがって,投擲方法の種類による反則はありません.ただし,競技課題の詳細の6ページにある禁止行為に抵触しないように注意して下さい.特に,禁止行為(サ)のフィールドを破壊する可能性があるような投擲は控えて下さい.


Q3(2018/10/6):ストーンおよびピンポン球を保持した状態でリトライした場合,ストーンおよびピンポン球を保持する場所を変更してもかまいませんか?

A3(2018/10/6)保持が認められたストーンおよびピンポン球は,リトライ時にロボット上での場所の変更は可能です.ただし,競技者がリトライを宣言し,副審がリトライを承認して競技者がロボットに触れたタイミングにおいて,ロボットがストーンおよびピンポン球を保持(物理的にロボットと接触していて移動できる状態)しているものに関しては,ストーンおよびピンポン球を保持する場所を変更してリトライできます.一方,副審がリトライを承認して競技者がロボットに触れたタイミングにおいてロボットが保持していないストーンおよびピンポン球は,フィールドに残した状態でリトライすることになります.

【補足】
「ストーンやピンポン球を保持していると判定される条件」

  1. ストーンやピンポン球がフィールドと接していない状態(ロボットにより持ち上げられている状態)
  2. ストーンやピンポン球がリトライを認められる直前までロボットによってコントロールされていた状態(ただし,リトライを認められた後でもいったん投擲されてしまったストーンやピンポン球については保持していたものと認めません.リトライの宣言は事前にはっきりと副審に伝え,投擲動作が実行される前にロボットを回収して下さい.意図してロボットの回収を遅らせるような行為は禁止行為として失格とします)
「リトライ時における保持されたストーンやピンポン玉の扱い」
 
  1. 保持が認められたストーンやピンポン球をStart Areaの中に残したままでのリトライは認めません.
  2. リトライ時のロボットの大きさはStart Area(30×30cm)をはみ出してはいけませんので,保持が認められたストーンやピンポン球もStart Area内で保持する場所を変更して下さい.
 

Q4(2018/10/15):ルールには「リトライは,プレイヤーがリトライを副審に告げ,副審がそれを認めた場合に限り許されます.」とあるのですが,副審がリトライを認めない場合にはどのようなものがありますか?

A4(2018/10/15):副審がリトライを認めない場合は,
①決勝トーナメントにおいて,リトライ回数を超えているのにもかかわらずリトライを副審に告げたとき
②副審や主審に聞こえないような大きさの声でリトライを宣言したとき
が想定されます.なお,審判が強制リトライを宣告した時はリトライ回数に含みません.


Q5(2018/10/17):FAQの保持に関する条件は,1と2の両方を満たした場合に保持と認められるのでしょうか?例えば,ロボットとストーンが物理的に接触しているが,ストーンが地面と接している場合は認められるのでしょうか?

A5(2018/10/17):どちらか一方を満たしていれば保持と認められます.


Q6(2018/10/17):ストーンが3または5ポイントエリアに一部でも侵入していれば得点として認められますか?それとも,ストーンやピンポン球の全体がエリアに侵入していなければ得点として認められないのでしょうか?

A6(2018/10/17):ストーンやピンポン球の中心がポイントエリアに入っている場合が得点として認められます.


Q7(2018/10/18):TargetAreaとKeepOutAreaの範囲は,黒テープの内側からか,それとも外側からかのどちらでしょうか?

A7(2018/10/18):各Areaの領域は黒テープを含みます.よって,その範囲は外側までとなります.