- 実施日
2010年11月3日(水)9:00~16:40 - 会場
香川高等専門学校 高松キャンパス 図書館棟3F多目的室A,B
〒761-8058 香川県高松市勅使町355
電話: (087)869-3811 FAX:(087)869-3819 - 交通アクセス
http://www.kagawa-nct.ac.jp/prospectus/accessmap/access.htmlを 参照して下さい。 - 駐車場
2010parking.pdf(2010年9月3日公開) - 主催
SMART2010実行委員会
大会長:嘉門雅史(香川高等専門学校・校長)
副大会長:原囿正博(香川高等専門学校・副校長)
実行委員長:鹿間共一(香川高等専門学校・教授)
副実行委員長:安野 卓(徳島大学大学院・准教授)
総務幹事:漆原史朗(香川高等専門学校・准教授)
会計幹事:太良尾浩生(香川高等専門学校・准教授)
委員:藤澤正一郎(徳島大学大学院・教授)
委員:四柳浩之(徳島大学大学院・准教授)
委員:三輪昌史(徳島大学大学院・講師)
委員:桑原明伸(徳島大学大学院・技術職員)
委員:福光賢祐(徳島文理大学・教授)
委員:加治芳雄(徳島文理大学・講師)
委員:河田淳治(徳島文理大学・講師)
委員:上原信知(阿南工業高等専門学校・准教授)
委員:釜野 勝(阿南工業高等専門学校・准教授)
委員:福見淳二(阿南工業高等専門学校・准教授)
委員:安野恵実子(阿南工業高等専門学校・助教) - 共催
香川高等専門学校 - 後援
電子情報通信学会四国支部
電気学会四国支部
計測自動制御学会四国支部
高松市教育委員会 - 協賛
IEEE CAS Society Shikoku Chapter - 参加要領
2010application_0.pdf(2010年9月15日更新) - 観覧される方へのお願い
観覧は無料 ですが,受付をお願いします。
受付付近にデザイン賞の投票所を設けています。投票にご協力をお願いします。投票して下さった方には,粗品(4色ボールペン)を差し上げます。
※会場が手狭のためゆっくりとご覧頂けない場合や入場制限させていただく場合がありますが,ご了承ください。 - 競技課題
【課題名】:「SMART Cup 2010」
【競技課題の詳細】:2010rule_0.pdf(357.62KB)Ver.6.0(2010年9月30日更新)
※競技課題は予告無く変更することがあります。このホームページから常に最新の競技課題を入手して下さ い。
※競技課題に記述していない内容でも,FAQに記述されていれば競技課題に含めます。 - 使用可能なLEGO Mindstorms RIS Ver.2.0およびNXTのパーツリスト 2010parts_0.pdf(449KB)(2010年10月8日公開)
※使用可能な各パーツの種類と個数に注意して下さい。
※パーツリストの中で,×を入れているパーツは使用不可です。
※NXTのパーツについては,LEGO Mindstorms NXT educationを使用することを想定しています。したがって,LEGO Mindstorms NXT educationに含まれるパーツを使用して下さい。 - 競技フィールド
競技フィールド詳細図(Top View):2010field01_0.pdf(63KB)(2010年9月15日更新)
競技フィールドMission配置図(Top View):2010field02_0.pdf(18.88KB)(2010年9月15日更新) 競技フィールド - FAQ
FAQの内容は競技ルールに含めますので注意してください。
Q1:ロボットの製作に使用できるパーツがよく分かりません。
A1:今大会から,LEGO Mindstorms NXTを使用することにしました。LEGO Mindstorms NXT にも色々なセットがありますが,使用できるパーツはLEGO Mindstorms NXT education(教育用レゴマインドストームNXT)を想定しています。公式ホームページに使用できるパーツリストを公開していますので,それを見て確認して下さい。
Q2:対戦終了時に両チームともMission1をクリアできなかった場合,もし,片方はサークルで詰まりもう片方はサークルまではクリアできたとしても結果は引き分けですか?差別化は行わないのですか?
A2:競技ルールに記載している通り,競技結果は達成したMission数とゴールしたピンポン球のポイント数で決めます。したがって,両者ともMission1を達成していなかった場合は,どこまで進んでいたとしても引き分けとなります(ただし,予選リーグの場合に限る)。
Q3:Mission1において,青のピンポン球を落とすと強制リスタートとなりますが,ピンクのピンポン玉に関する記述はありません。そのまま解釈すると,Mission1の途中でピンクのピンポン球を落としたりロボットに取り込んだりしても構わない と受け取れます。このように考えて問題ないでしょうか?
A3:ピンクのピンポン球に関しては特にMissionを割り当てていません。したがって,ピンクのピンポン球に関してはMissionに関係なくどのように扱っていただいてもかまいません。ただし,ピンク以外のピンポン球を含め,Mission2を達成するまでにロボットがキープしているピンポン球に関しては,以下のルールを設けます。「Mission2を達成するまでに確保したピンポン球は,オレンジのピンポン球と同様に,Passに成功しないとそのままロボットに取り込んでシュートに向かうことはできない。」
例えば,オレンジのピンポン球を含めて3個のピンポン球をMission1の途中でロボットに取り込んだ場合,もちろん,オレンジのピンポン球はPassしなければMission2は達成できませんが,その他の2個のピンポン球もオレンジのピンポン球と同様にPassに成功しなければ,リトライ時にそれらのピンポン球をロボットに取り込んでシュートに向かうことはできません。Passに成功しなかったピンポン球はそのまま競技フィールド内に放置されることになります。もちろん,Mission2達成後にロボットがキープしたピンポン球はそのままシュートしてもかまいません。
Q4:競技課題の1ページ目「大会形式」(ア)(F)の直接対決の結果の「勝敗または達成Mission数」は,達成Mission数で勝敗が決まっているので,結局,直接対決の勝敗ということですか?
A4:そうです。競技課題作成当初は,Mission1に多くの条件を設けているため,それを細かく記録して差を明確にしようと考えていました。しかし,短時間に競技結果を集計しなければならないため,競技進行の観点から,単にMission数によって勝敗を決めることにした経緯があります。ご指摘の通り,達成Mission数で勝敗は明らかですので,直接対決の勝敗によって敗者復活のチームを決定することになります。
Q5:競技課題の1ページ目「大会形式」(ア)(I)で「1位,2位,復活」の順番で決勝トーナメント組み合わせ抽選をするようになっていますが,「決勝トーナメント組み合わせ抽選の方針と方法」では「復活,1位,2位」となっています。どちらで組み合わせの抽選をするのでしょうか?
A5:競技課題作成当初は,競技成績の順(1位,2位,敗者復活)の順に優先権を与えた方がよいと考えていました。しかし,各予選グループ1位のチームは,まったくチームが割り当てられていない白紙のブロックにだた自分たちのチームを割り当てるだけで,「どのチームがどこのブロックに入っているから自分たちのチームはこのブロックにしよう」といった戦略的なブロックの選択はできません。それでは,予選グループでの競技結果に応じた優先権が本当に実現できていない判断しました。そこで,敗者復活の2チームにまずブロックを決めていただき,その上で,予選グループ1位のチームにブロックを選択してもらうことにしました。予選グループ2位のチームは,残った3つのブロックの中から選択するようになります。
Q6:FAQのQ3に関してですが,もしロボットがピンポン球を2個持っていて,オレンジのピンポン球はパスし,もう1個のピンポン球を持ったままの時,リトライをする場合はピンポン球を2個とも持つことは大丈夫ですか?
A6:リトライ時にピンポン球を2個持つことは可能です。もちろん,リトライできるのはMission2を達成した後ですから,オレンジのピンポン球はパスに成功していることが前提です。パスに成功していなかった場合は,オレンジのピンポン球を350ml飲料缶の上に戻してからリスタート(リトライとは違うことに注意)しなければなりません。このとき,ロボットがすでに持っている他のピンポン球は,持ったままリスタートしてもかまいません。一方,オレンジのピンポン球のパスに成功した場合は,リトライ時にピンポン球を2個持つことは可能です。ただし,オレンジ以外のピンポン球はパスに成功していないピンポン球なので,たとえそのピンポン球をシュートしてゴールに入れたとしても,ポイントにはなりません。したがって,Mission2を達成するまでにロボットが取り込んだピンポン球は,オレンジのピンポン球と同様にパスに成功しなければポイントにつながりません。
Q7:Mission3まで進んでいて,もしロボットがピンポン球を持っているときにリトライをしたい場合は,持ったままでリトライできますか?それとも,2回目のリトライなのでダメですか?
A7:Mission3にトライしている場合は,ロボットが持っているピンポン球は持ったままで何度でもリトライできます。もちろん,一度ロボットが手放したピンポン球は再度ロボットが取り込まなければ,リトライ時にロボットに持たせることはできません。
Q8:競技課題の5ページ目のMission2で青色を越えるとは,頭が少しでもという意味ですか?それとも全部という意味ですか?線上であれば越えてないと判断されるのでしたら,少し線上に居るのは大丈夫なのですか?
A8:Mission2の青線を越えるというのは,NXT本体が青線を少しでも越えると駄目だということです。線上は大丈夫です。ロボット自体で青線を越えたかどうかを判断するのではないことに注意して下さい。
Q9:Mission3のシュートについて,黒線を超えてシュートはできないということですが,それはNXT本体が完全に黒線を超えてはいけないという意味でしょうか,それともNXT本体が黒線に少しでもかかってはいけないという意味でしょうか?
A9:後者に近いですが,正しくは「NXT本体が少しでも黒線を越えてはいけない」ということです。黒線上にNXT本体の一部があっても大丈夫です。今大会の競技課題の中でよく「線を越えてはいけない」という表現がありますが,それらはすべて,NXT本体が線を越えているか否かで判定します。そして,線上はOKということです。
Q10:ロボットがシュートするとき,NXT本体は黒線を越えてはいないのですが,ロボットの一部がゴールラインの赤線を超えてGOAL AREA内に侵入することもあると思いますがそれはかまわないのでしょうか?
A10:かまいません。確実にシュートするためにロボット自体を制限の範囲内で大きく作ることも戦略の一つだと思います。
Q11:ゴール(エリア)の定義についてですが,外壁とビデオテープ,三角鉛筆および350ml飲料缶で囲まれた領域がゴールになると思いますが,その上空はエリア外になるのでしょうか?例えば,シュートしたピンポン球が飲料缶やビデオテープの上に留まっている場合(三角鉛筆のラインよりもゴール側に),ゴールと認められるのでしょうか?
A11:まず,ゴールエリアの定義ですが,外壁とビデオテープ,三角鉛筆および350ml飲料缶で囲まれた内部領域ということで,高さには制限ありません。特に,「内部領域」ということに注意して下さい。したがって,例えば,競技時間終了後,ピンポン球がビデオテープの上に置かれていたとしても,それは上記で述べた内部領域に含まれていいませんので,もちろんゴールとは認められません。また,350ml飲料缶はゴールキーパーをイメージして置かれたものですが,その350ml飲料缶の約半分は上記で定義した領域内部に含まれています。したがって,350ml飲料缶の上でしかもゴールエリアの領域に含まれている場所にあるピンポン球はゴールと見なされます。
Q12:もし,オレンジのピンポン球のパスに成功したが,そのピンポン球がパスエリアから出て転がっていたとします。そのとき,リトライを宣言せずにそのまま競技を進めて他のピンポン球をゴールしました。その後,1回目のリトライを宣言した場合,パスエリアから出て転がっているオレンジのピンポン球をロボットに入れて1回目のリトライをするのは大丈夫ですか?
A12:パスに成功したがパスエリアから出たオレンジのボールは,パスに成功した時点で副審に許可を得てパスエリアに置くことは可能です。しかし,パスに成功した時点でパスエリアに置かなければそのまま放置され,もちろん,リトライ時にロボットに取り込むことはできません。パスエリアは,味方のもう一台のロボットという想定ですから,パスエリアに置かれているピンポン球は,もう一台のロボットがキープしている状態を表しています。したがって,リトライ時にそのピンポン球がパスエリアにあればロボットに取り込むことは可能です。ただし,パスエリアに置かれているピンポン球は,相手ロボットに奪われるかもしれませんので注意して下さい。
- 参加チーム
VamoSC(ばもえすしー)
所 属:香川高等専門学校創造工学専攻 メンバー:長野,中山,渡辺 指導教員:太良尾先生
所 属:徳島大学工学部電気電子工学科 メンバー:安宅,北島,住友 指導教員:安野(た)先生
所 属:徳島大学工学部電気電子工学科 メンバー:木嶋,冨士,田中 指導教員:安野(た)先生
所 属:津山工業高等専門学校レゴロボット・モデルデザイン同好会 メンバー:伊達,ティルタユダ,長尾 指導教員:大西先生
所 属:香川高等専門学校機械電気システム工学専攻 メンバー:池田,佐藤,奈良 指導教員:漆原先生
所 属:徳島大学工学部電気電子工学科 メンバー:田中,中谷,米多 指導教員:安野(た)先生
所 属:徳島大学 工学部電気電子工学科 メンバー:張,鈴木,多田 指導教員:安野(た)先生
所 属:阿南工業高等専門学校電気電子工学科 メンバー:住友,杉野,山下 指導教員:上原先生
所 属:徳島大学工学部電気電子工学科 メンバー:吉永,進藤,勝馬 指導教員:安野(た)先生
所 属:徳島大学ロボコンプロジェクト メンバー:茶谷,奥田,中野 指導教員:三輪先生
所 属:津山工業高等専門学校レゴロボット・モデルデザイン同好会 メンバー:片山,政安,原 指導教員:大西先生
所 属:徳島文理大学機械創造工学科 メンバー:上地,田中,中山 指導教員:河田先生
所 属:徳島文理大学工学部機械創造工学科 メンバー:原,太山,東野 指導教員:加治先生
所 属:徳島文理大学工学部・機械創造工学科 メンバー:志磨,三好,十河 指導教員:河田先生
所 属:阿南工業高等専門学校Lego同好会 メンバー:香川,川口,林 指導教員:安野(え)先生
所 属:阿南工業高等専門学校Lego同好会 メンバー:河口,井上,山崎 指導教員:安野(え)先生
所 属:阿南工業高等専門学校Lego同好会 メンバー:住友,粟飯原,岸 指導教員:安野(え)先生
所 属:徳島文理大学工学科機械創造工学科 メンバー:内海,橋本,高岡 指導教員:加治先生
所 属:徳島大学工学部電気電子工学科 メンバー:多田,佐藤,山本 指導教員:安野(た)先生
所 属:阿南工業高等専門学校制御情報工学科 メンバー:中村,長井,森 指導教員:安野(え)先生
所 属:徳島文理大学工学部機械電子工学科 メンバー:中村,谷口,岡崎 指導教員:加治先生
- 大会スケジュール
2010schedule.pdf(2010年10月26日公開)
※参加されるチームにはできるだけ多く試合をしてもらうため,大会スケジュールは非常にタイトになっています。
※終了時刻を16:40から17:00に変更しています。
※お弁当を注文された方に 500円(500mlお茶付き)のお弁当を用意しています。受付時にお弁当代をお支払い下さい。領収書と引き換え券をお渡しします。 - テストランスケジュール
昨年度の大会(SMART2009)において,テストランの時間を増やして欲しいとの要望が非常に多く寄せられました。そこで,今大会ではテストランを2回に分けて全部で90分設けることにしました。スケジュールの詳細は大会スケジュールを参照して下さい。 - 予選リーグ組み合わせ抽選の方針と方法
2010yosen_select.pdf(2010年10月26日公開) - 決勝トーナメント組み合わせ抽選の方針と方法
2010final_select_0.pdf(2010年10月26日公開) - 競技結果
★優勝
アイスエイジ
徳島大学工学部電気電子工学科(田中,中谷,米多)
※賞状と副賞(トロフィー,金メダル/人,図書券1,500円/人)が贈呈されました。
★準優勝
定岡
徳島大学工学部電気電子工学科(多田,佐藤,山本)
※賞状と副賞(銀メダル/人,図書券1,000円/人)が贈呈されました。
★技術賞
カミキリムシ30232
徳島大学工学部電気電子工学科(張,鈴木,多田)
※実行委員長(審査員長)を中心に実行委員(審査員)の協議により決定されました
※賞状と副賞(図書券500円/人)が贈呈されました。
★デザイン賞
ドケートェピォダヂ
徳島文理大学工学部機械創造工学科(内海,橋本,高岡)
※実行委員,参加学生,観客がそれぞれ3票ずつを投票した結果で決定しました。
※賞状と副賞(図書券500円/分)が贈呈されました。
★特別賞
やっしー
津山工業高等専門学校レゴロボット・モデルデザイン同好会(片山,政安,原)
※技術賞審査の際に,実行委員の協議により特別に設けられた賞です。
※賞状と副賞(図書券500円分)が贈呈されました。
★参加賞
※参加者全員に4色ボールペンが贈られました。
- 各種データ
- 予選 リーグ試合順:2010yosen_jun.pdf(2010年11月4日公開)
- 予選リーグ競技結果:2010yosen_kekka.pdf(2010年11月10日公開)
- 決勝トーナメント競技結果:2010final_kekka.pdf(2010年11月10日公開)
- デザイン賞投票結果:2010design.pdf(2010年11月4日公開)